2013年4月29日月曜日

母が退院しました

4月10日に母が退院しました。
およそ3ヶ月半。
長かったような、
あっと言う間だったような。

退院してすぐに、ケアマネを決めたり、
近所のクリニックの医師や理学療法士に話を聞いたり、
福祉用具のお店に住宅改修の話を聞いたりしました。

当初は、ベッドをレンタルしようかと考えていましたが、
床置き型の手すりを置けば布団でも全く問題ないので、
手すりをレンタル。
こんなかんじのです↓

あとは、お風呂で身体洗う用のしっかりしたイスと、
浴槽に入る時に中に入れておく台を購入。
こんなかんじのです↓

翌週から、週2回の訪問リハビリと、
週1回の訪問介護(デイサービス)が始まりました。

デイサービスと言っても、
半日でリハビリをメインに行うところです。
最近そういうデイサービスが増えてるみたいです。
母みたいに、後遺症が軽くてある程度のことは自分でできるけど
リハビリをしたい(続けたい)人にぴったりなところだと思います。

お風呂は一人で入るのが心配みたいで、父と入ってますが、
それ以外の身の回りのことは、だいたい自分でできているみたいです。
先週くらいから、食事の支度もしています。
ちょっと見ただけだと、脳梗塞の後遺症があるなんてわからないくらい、
普通に生活しています。

左半身はよく動かせているように見えるのですが、
「感覚」が鈍くなっているみたいで、
例えば、手に関して、
握った、と思ったら握ってなかったり、
放した、と思ったら放してなかったり、
みたいなことがあります。
あとは、重いものを持つのがたいへん。

階段の上り下りは、病院ではできていたのですが、
家の階段は、一段が高くて尚かつ段の幅が狭いので、
うまく上れないみたいです。
ここだけそのうち手すりをつけようかと、
話し合っています。

退院前は、みんなでいろいろ心配してましたが、
けっこうどうにかなっているので、
新発田病院でリハビリを始める前に決めた目標、
「パリのカフェでお茶をする」は、
そう遠くない将来実現できそうなかんじです。

2013年4月6日土曜日

母が退院します

4/7に母が家に帰ってきます。
家で1泊してみて、何がどこまでできるかを考えて、必要なものがあれば用意して、
4/10に退院します。

退院後は、
リハビリを集中的に行なってくれるデイサービスに通う予定です。

母本人は、まだ折り紙で鶴がうまく折れないと言っていますが、
びっくりするほど、良くなりました。

お正月に会ったときは、左足は全く動かないし、全く感覚がない状態でしたが、
今はかなり歩けるようになりました。
母の家のお墓があるお寺が、ちょうど病院の近くだったので、
お彼岸には弟とお墓参りに行き、
帰りは20分くらい歩いて、病院まで戻って来ました。

よく、脳梗塞の治療はスピードが大事と言いますが、
母の場合、本当に、その通り、ぴったり、うまくいったのだと思います。
突然倒れて、ほとんど意識がない状態だったそうですが、
すぐに病院へ搬送され、
すぐに検査が行われ、
すぐにt-PA治療が行われ、
容態が落ち着くと、すぐに(少しずつ)リハビリが始まり、
2週間程度で集中的にリハビリを行う病棟へ移り、
麻痺はどんどん回復し、
およそ3ヶ月半で退院。
脳梗塞治療の教科書があったら、それに載りそうなくらい、
うまくいったのではないかと思います。

本当にありがたいことです。
本当によかった。



この3ヶ月半で、
今まで自分の頭の中になんとなく点在していた知識や経験が、
少しずつ集まって、1本の線になって行ったような、
そんなふうに感じます。

今までの仕事で、脳梗塞に罹った人とたくさん出会い、
その人たちのために頑張ってきたつもりでしたけど、
やはりどこかで、他人事として考えていたんだと思います。

自分の家族だって、
いつ何が起こるかわからないと、覚悟していたつもりでした。
でもどこかで、それは「今」じゃないと考えていたんだと思います。

母が倒れて、
わけがわからなくなって、
必死になって、
頭の中がどんどん再構築されて行って、
点が線になって行ったような、
そんなふうに感じます。



自分が知っていることを、
どういうふうに説明したら、
母や家族や親戚がよく理解できるか、
仕事のとき以上に、よく考えて、
話をしてきました。

不思議なもので、
仕事だと、利用者さんや患者さんに同じ事を何度聞かれても、
そんなにイライラしないで、何度でも説明できるのですが、
家族や親戚相手となると、同じ事を何度か聞かれると、
だんだんイライラして来てしまう。

でも、イライラするということは、
それだけ、相手と自分の距離が近い証なのかな。
他人にイライラしないということは、
どこかで、まあどうせ他人事だし、みたいな壁を、
張ってしまっているからなのかな。
イライラ自体が発生しないようにするよりも、
イライラしてもそれをうまく制御できるようにする方が、
介護や福祉を生業とする者にとっては大事なんじゃないかな。
そんなことを考えながらの3ヶ月半でした。

いや、今もまだ続いてますけど。
これからも続いて行きますけど。



去年の暮れから、
なんだか、何をやっても現実感がなくて、
でも、やらなきゃならないことがたくさんあって、
やりたいことがたくさんあって、
しっかりしなきゃなあと思いつつも、
時間はどんどん過ぎて行って。

一昨年、転職したときに、
思い切って、いろんなものを捨てたり、
いろんなことを辞めたりしたんですけど、
いつの間にかまた、余計なものや、余計なことが増えていて、
ここらへんでもう一度、余計なものを削ぎ落して、
スッキリしたいなあと思う、今日この頃です。